“洗脳”という名のお説教①
※前回の記事からかなり時間が空いてしまい、申し訳ありません。
こちらの記事の続きになります
Bの説教攻撃を受けているうちに、時計の針は深夜をとっくに過ぎていた。夜の22時くらいから始まったから、かれこれ4時間強続いている。もちろんその間は飲まず食わずである。Bの機嫌をいつ損ねるかも分からないため、トイレにも行けない。
冷たい床に正座している脚の感覚は、とうに無くなっていた。
ずっとベッドに寝転がり、私を罵っていたBがちらと時計を見た。
そのままゆっくりと起き上がるB。反射的に身構える私を横目にトイレに行くと、再びベッドに横になった。
「もう遅いから自分は寝る。君は勝手にしろ」
そういうとBは部屋の電気を消してしまった。
4時間を超える説教に、心身ともにへとへとになっていた私は、痛みふら付く脚を叱咤し立ち上がると、そのままトイレに向かった。
このあとどうしよう。
Bの怒りは解けたのだろうか。
頭がぼんやりして何も考えられない。
トイレから戻り、真っ暗な部屋のすみでぼんやりしていると、ベッドで寝ているBが
「気になるから寝るなら寝ろ」
と言ってきた。
正直くたくたで、一刻も早く眠りにつきたかった私は、恐る恐るベッドの端に横になると、そのまま意識が途切れ、死んだように眠りについてしまった。
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